社会保険労務士(社労士) 過去問
第57回(令和7年度)
問95 ((選択式)社会保険に関する一般常識 問5)

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問題

社会保険労務士(社労士)試験 第57回(令和7年度) 問95((選択式)社会保険に関する一般常識 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の( E )の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。

1 厚生労働省から令和6年6月に公表された「令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況」によると、第1号被保険者の国民年金保険料の納付状況についてみると、令和5年度の最終納付率(令和3年度分保険料)は、( A )%となっている。
2 高齢者医療確保法第4条第1項では、「( B )は、この法律の趣旨を尊重し、住民の高齢期における医療に要する費用の適正化を図るための取組及び高齢者医療制度の運営が適切かつ円滑に行われるよう所要の施策を実施しなければならない。」と規定している。
3 介護保険法第2条第2項では、「前項の保険給付は、要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資するよう行われるとともに、( C )に十分配慮して行われなければならない。」と規定している。
4 確定給付企業年金法第60条第2項では、「( D )は、当該事業年度の末日における給付に要する費用の額の予想額の現価から掛金収入の額の予想額の現価を控除した額を基準として、厚生労働省令で定めるところにより算定した額とする。」と規定している。
5 令和6年版厚生労働白書によると、「多様化する国民の老後生活に対するニーズに対応しつつ、長期化する高齢期の経済基盤の充実を図るためには、老後生活の基本を支える公的年金に加え、企業年金・個人年金の充実が重要である。私的年金制度については、「( E )」(令和4(2022)年11月28日新しい資本主義実現会議決定)において、①iDeCoの加入可能年齢を70歳に引き上げること、②iDeCoの拠出限度額の引上げ等について、2024年の公的年金の財政検証に併せて結論を得ること、③iDeCo各種手続きの簡素化等を行うこととされた」とある。
  • 53.1
  • 68.1
  • 83.1
  • 98.1
  • 医療との連携
  • 後期高齢者医療広域連合
  • 最低積立基準額
  • 資産所得倍増プラン
  • 生涯現役計画
  • 所得倍増プラン
  • 事業者又は施設との連携
  • 人生100年計画
  • 責任準備金の額
  • 地方公共団体
  • 積立金の額
  • 積立上限額
  • 被保険者の心身の状況
  • 被保険者の自立した日常生活
  • 保険者

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この過去問の解説 (2件)

01

Eの空欄には、「資産所得倍増プラン」が当てはまります。

 

Eの空欄に当てはまりそうなのは、

・資産所得倍増プラン
・生涯現役計画
・所得倍増プラン
・人生100年計画

の4つだと思います。

 

<語句の解説>
資産所得倍増プランは、
・貯蓄から投資へとシフトさせるNISAの抜本的拡充や恒久化
・加入可能年齢の引上げなどiDeCo制度の改革
・消費者に対して中立的で信頼できるアドバイスの提供を促すための仕組みの創設
・雇用者に対する資産形成の強化
・安定的な資産形成の重要性を浸透させていくための金融経済教育の充実
・世界に開かれた国際金融センターの実現 
・顧客本位の業務運営の確保
の7つの柱からなっています。
2つ目にiDeCo(個人型確定拠出年金)制度の改革とあるので、Eの空欄には「資産所得倍増プラン」が当てはまります。


生涯現役計画は、似ている語句として生涯現役社会というものがあります。
生涯現役社会の実現に向けた就労のあり方に関する検討会において、人生100年時代見据えて、
・高齢期の就労・社会参加に向けた意識改革 
・就労・社会参加へのきっかけづくり
・「企業人」から「地域人」として、高齢者は地域の支え手へ 
とされています。
また、生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会において、
・働く意欲のある高年齢者が、年齢に関係なく生涯現役で活躍できるような雇用や就業環境を整えていくことが必要不可欠です。
・高齢者本人の持つ能力と時間を最大限活用できる多様な雇用や就業のニーズを提供していくという視点が重要です。
とあります。


所得倍増プランは、所得倍増計画として池田勇人首相が行った経済政策であり、

10年間で国民総生産を2倍にすることを目標とする国民所得倍増計画の名前で有名です。
人生100年計画は、似ている語句で人生100年構想時代会議というものがありました。
人生100年構想時代会議では、
・全ての人に開かれた教育機会の確保
・人材採用の多元化
・高齢者向けの給付となっている社会保障を全世代型社会保障へと改革していく
などの構想について話し合われました。
また人生100年時代という言葉は、リンダ・グラットン教授とアンドリュー・スコット教授により提唱された、

LIFE SHIFT100年時代の人生戦略という語句が有名なようです。
人生100年構想時代会議の資料は、内閣府のホームぺージから参照することができます。

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02

正解は「資産所得倍増プラン」となります。

『「( E )」(令和4(2022)年11月28日新しい資本主義実現会議決定)において』

という文言より、以下の選択肢が候補となります。

・資産所得倍増プラン

・生涯現役計画

・所得倍増プラン

・人生100年計画

 

後述のiDeCoとは公的年金に上乗せして自分で掛金を拠出し、自分で選んだ金融商品で運用して原則60歳以降に受け取る私的年金制度です。(E)はこの私的年金制度を充実を図るため計画と読み取れ、

「新しい資本主義実現」という会議の目的を踏まえると「資産所得倍増プラン」が適当と判断できると思われます。

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